あなたに合った、より確実な避妊法を選びましょう

woman holding glass of water

妊娠を望んでいないときは、しっかりと避妊をしたいものです。
避妊法はいくつかあります。あなたに合ったものを選びましょう。

若い女性には、ピルをお勧めします

MimosaのYouTubeチャンネルでも、ピルを含めた避妊法について解説しました。
動画での解説は、こちらをチェックしてください。

こんなメリットがあります

  • 女性主体の避妊法である
  • 月経周期が規則正しくなる
  • 月経トラブルが軽くなる
  • 飲み忘れがなければ、失敗率が低い

デメリットもあります

  • 医師による処方が必要である
  • 毎日服用しなくてはいけない
  • 副作用がありえる

ピルを飲めない人もいます

  • ピルでアレルギーを起こしたことがある
  • 乳がんや子宮がん、およびその疑いがある
  • 原因不明の性器出血がある
  • 血栓ができる病気にかかっている、またはかかったことがある
  • 35歳以上で1日15本以上たばこを吸う
  • 前兆がある片頭痛がある
  • 重症の糖尿病や高血圧がある
  • 4週間以内に手術を予定している、手術後2週間以内、産後4週間以内、および長期間安静状態である
  • 妊娠または妊娠している可能性がある
  • 授乳中である

これらの項目に該当する人は、ピルを飲めません。
詳しくは、産婦人科医に相談してください。

ピル以外の選択肢もあります

ピルを飲めない方には、IUSやコンドームでの避妊をお勧めしています。

IUSは、子宮内に小さな避妊具を入れる方法です。この器具から黄体ホルモンがじわじわと放出されるため、今までのIUD(子宮内に入れる避妊具の総称)より効果が高くなっています。
月経の量も減り、過多月経の治療にも使われる器具です。

コンドームは、現在も日本において最も使用されている避妊法です。正しく使えば避妊効果だけでなく、性感染症のリスクも減らすことができます。
ゴム以外の素材でできた製品もあり、ゴムアレルギーの方でも使えるものがあります。

妊娠を望んでいないときは、避妊をする。
これは、あなたと大切なパートナーの健康と権利(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)を守るための基本的な行動です。
「わかっているけど、いま手持ちのコンドームがないから」などと言って、ないがしろにして(されて)いませんか。

あなたに合った避妊法を考え、選んだら、必要な時にはきちんと実行してくださいね。