男性だけではなく女性も、コンドームの正しい使い方を知っておきましょう

Mimosaでは、6月にYoutubeチャンネルを開設し、リプロダクティブ・ヘルスに関する動画を配信しています。
9月の動画は、「あなたに合った避妊法は?」でした。ピルを中心に避妊法について説明しました。
10月は、日本でメジャーな避妊法であるコンドームの正しいつけ方について、クイズや動画を用いて解説しています。

日本では多くのカップルがコンドームで避妊している

第15回出生動向基本調査では、妊娠・出産をめぐる状況として「避妊」に関する設問があります。
その回答を見ると、2015年調査時点における、避妊の実行率は39.8%でした。そして、避妊方法別の割合をみると、コンドームが77.4%と主流を占めています。
個人的には、ピルやIUSなどをお勧めしたいところですが、ピルは2.3%、IUD(IUSの販売開始は2007年だが、回答項目のIUDに含まれているかは不明)1.0%と使用している夫婦はわずかです。
意外と多くて驚いたのが、性交中絶(腟外射精)です。17.7%を占めていました。

この調査の対象は夫婦に限られているため、日本の避妊事情のすべてを反映しているとは言えません。しかし、若い世代の夫婦でもコンドームが多数を占めていることを考えると、日本では多くのカップルが避妊法としてコンドームを選択していると推測されます。

なお、性交中絶は避妊法としては不確実です。本当に妊娠を望んでいない場合には、他の避妊法を選択するようにしましょう。

男性も女性も、コンドームの正しい使い方を知っておこう

主流を占めるからには、コンドームは使用するすべての人に正しく使われなくてはなりません。
コンドームを購入すれば箱や説明書に使用方法が書かれています。一度はきちんと目を通しておきましょう。
女性は、自分では買わないという方が多いかもしれません。だからと言って、女性はコンドームの使い方を知らなくてよいというわけではありません。女性も、正しい使い方を知っておきましょう。

正しい使い方を知っているだけでは不十分です。一番大切なのは、正しく使うことです。
セックスをする二人が、コンドームの正しい使い方を理解し、協力して実践するようにしてください。

性感染症予防には、コンドームを

どの避妊法も完璧ではありません。
経口避妊薬やIUSは、失敗率が低い点でコンドームに勝ります。一方で、これらの避妊法を用いた場合、性感染症を予防する効果はありません。
性感染症を予防するために有用なのは、コンドームです。必要な場合には、経口避妊薬を服用していてもコンドームを使うようにしましょう。

性感染症の多くは、精液や血液などの体液や粘膜を介して感染します。
粘膜は、口の中や腟、肛門など体の内側にある臓器の表面を覆っています。粘膜が触れ合う行為は、性感染症のリスクがあると考えなくてはなりません。
オーラルセックスは妊娠の可能性はないかもしれませんが、性感染症にかかる可能性があります。より安全なセックスのためにはコンドームを使用するようにしましょう。