子どもの貧困をテーマにしたシンポジウムで登壇します

NPO法人ウィメンズネット・こうべがシンポジウム「子どもの貧困の背景にあるもの」を開催します

日時:2019年10月6日(日)13:30-16:30
会場:神戸市たちばな職員研修センター
申込方法:wacca@mbr.nifty.comあてにメールしてください。

「健康格差」という言葉を知っていますか

健康格差とは、地域や社会経済状況の違いによって生じる、健康状態の差のことを言います。
所得や学歴、仕事、住んでいる場所、性別など、さまざまな社会的要因によって、健康格差は生じます。

こどもの貧困は、その子どもの健康をそこねるだけでなく、成長後の人生にも悪影響を及ぼすことが明らかになってきました。

個人の問題ではなく、社会全体にとっても大きな問題です。
健康格差を生じる社会的な要因に配慮し、格差の解消を目指すことが求められています。

妊娠と出産に関わる医療者の間でも、社会的な要因が母児の健康に大きな影響を与えることが注目されています。
臨床の現場では、これらの諸問題に対応していく必要性を痛感しています。一方、地域の保健、福祉との連携や関わるスタッフの対応力向上など、課題が多いことも否めません。

シンポジウムでは、産婦人科医の視点からみた健康格差と子どもの貧困についてお話しします。