WACCAでの女性のからだのワークでは、不定愁訴をとりあげました。

12月7日は、今年最後の「女性のからだのワーク」でした。今回も、皆さんの意見を取り上げながら、話を進めました。

ホワイトボード
参加者の皆さんと、不定愁訴と思われる症状を挙げました

月経困難症、月経前症候群、更年期障害など、女性のホルモン変化に伴った不調がおこると、さまざまな症状が出ます。それぞれの症状の原因となるような特異的な異常は見つからず、「不定愁訴」と言われることがあります。
「自律神経失調症」も同じような診断名と考えてもらってよいかと思います。検査でわからないような原因で、バランスが崩れた状態です。

ワークでは、更年期障害などが疑われる場合にどのような検査や治療をするかを説明したうえで、医療者側が心配するような病気がないことが確認できれば、これらの症状があることを受け止めることも提案させていただきました。

また、疲れやすさ、睡眠の問題の訴えが多く聞かれました。これらの対処法については、日を改めてお話しした方がよいかもしれません。

さて、WACCAの母体であるウィメンズネット神戸の会報に寄稿させていただきました。素晴らしい活動を継続していらっしゃいます。私も、微力ながら今後もお手伝いさせていただきたいと思います。