第5回LoveAging講座は、気になるお肌のトラブル―しみ、しわ、薄毛―をテーマに開催します

紅葉の中の女性

もうすぐ11月です。空気がひんやりし、乾燥してきました。季節の変化に伴うお肌のトラブルは出ていませんか?夏に受けた紫外線によるダメージが出ている方もいらっしゃるかもしれません。

お肌はあなたの身体を守るもの。あなたはお肌をどう守る?

表皮の構造
表皮の構造

10月のLoveAging講座では、お肌の基礎知識として、皮膚の構造と機能について解説しました。11月の講座を前に、10月にお伝えしたことを振り返ります。

皮膚は、成人で面積が約1.6㎡あり、重さも4キロを超える、人体で最大の臓器です。外部からのさまざまな刺激や衝撃から身体の中を守る、大切な役割を持っています。
皮膚は、①表皮、②真皮、③皮下組織の3層構造をしています。私たちがふだん触れている肌は、角質層とよばれる表皮の一番上にある部分です。

角質層は、身体を乾燥と環境の変化から守ってくれています。
この働きを健康的に維持するために、正しいスキンケアを行いましょう。正しいスキンケアを続ければ、お肌も綺麗に保つことができます。
スキンケアの基本は、①紫外線対策と②乾燥対策です。

角質層は、10層ほどの薄い角質細胞が重なっています。
その隙間にセラミドを中心とした脂質があります。脂質のほかに、角質細胞内で作られた天然保湿因子があることで、角質層の水分が保たれています。

乾燥対策では、この脂質や天然保湿因子を適切に補ってあげる必要があります。
皮膚の表面を皮脂膜で覆わなければ、表面からどんどん乾燥してしまいます。お肌の皮脂は「敵」ではありません。その過不足を感じて、適切な状態を保つようにスキンケアで調整しましょう。
また、保湿因子が不足してれば、水分をいくら補っても角質層に保つことができません。保湿因子は、フィラグリンという物質から作られます。お肌のトラブルが多い方は、フィラグリンが不足しやすい体質かもしれません。保湿効果のある成分を含んだスキンケア製品で補ってあげましょう。

角質層の働きが保たれていると、お肌表面からの刺激は角質層より奥には入っていきません。それはすなわち、スキンケアで用いる化粧品の成分も、角質層より奥に届くのはわずかであるということです。
どんなに効果のある化粧品でも、使いすぎてもいけません。
スキンケアの基本である①紫外線対策と②乾燥対策をしっかり行うことの方が、美肌への近道です。

加齢に伴うお肌の変化―しみ、しわ、薄毛―をコントロールするには

しみは、紫外線が原因である光老化によっておこります。したがって、しみ対策は紫外線対策につきます。
一方、しわの原因や毛根は、表皮より奥深い真皮にあります。日常的なスキンケアだけでは、対策として限界がありそうです。

詳しい解説は、次回のLoveAging講座でお話します。いつまでも綺麗な肌でいるために、一緒に学びませんか。皆様のお越しをお待ちしております。

日時:11月12日(月)12:30-13:30
場所:ワンピースHikare’
   加古川市平岡町新在家2-265-1
参加費:500円(当日支払い)

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