性教育、いつから始める?
性教育の開始時期は、あくまでもお子さんに合わせることが大切ですが、5歳ごろが一つの目安です。
その頃には、多くの子どもが「赤ちゃんはどこからくるの?」「赤ちゃんはどうやってできる?」といった興味を示し、質問してくるようになるからです。質問された時が、性教育を始める絶好のチャンスです。
性教育を始めるきっかけは
子どもが性に関係した質問してこない場合にも、性教育を始めるきっかけはたくさんあります。
機会を見つけて、話してみましょう。
お風呂は性教育をするのに絶好の場所です。
プライベートゾーンについて教えたり、清潔を保つ方法を教えたりできます。
妊婦さんを見た時、動物の出産の話題が出た時などは、いのちの誕生について話してもいいでしょう。
子どもが理解できそうな範囲で少しずつ話しましょう。
「赤ちゃんはお母さんのおなかの中から産まれてくるんだよ」と伝える時に、おなかの中に入った経緯や出てくる経路まで一度に伝える必要はありません。
プライベートゾーンを大切に
まず、教えたいのがプライベートゾーン。
プライベートゾーンとは、性別に関わらず、口・胸・おしり・性器をさします。
これらの体のパーツは、生殖に関わるので大切にします。
大切にするとは、どういうことでしょうか。
他人に見せたりしない、ということだけではありません。
清潔を保つことも重要です。お風呂に入っている時などに、清潔に保つ方法や清潔に保つことの快適さを伝えていきましょう。
そして、自分のプライベートゾーンを他人に見せない、見られない、他人のプライベートゾーンを見ない。他人に触らせない、触られない、他人のプライベートゾーンを触らない。
ということを教えていきましょう。